エロゲー紹介−さ行−

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サクラノ詩-櫻の森の上を舞う- S+
最近多い芸術を題材にした物語。
大きな伏線が回収される雫√は鳥肌もの。このゲームの評価はこの√の評価といっても過言ではないです。
ラストが個人的に微妙なのが残念でした。
さくらの雲、スカアレットの恋 きゃべつそふと S+
歴代最高峰のシナリオゲー。
最後まで予想のできない圧巻のシナリオでした。
途中の事件も予想がつかず面白いのですが、なんといってもラストの伏線回収が凄まじいです。
平成から令和になり泣きゲー、シナリオゲーよりもキャラゲーよりの作品が増えてきましたが、そんな中でこのような作品を生み出してくれたことに感謝したい。ラストのEDはただただ泣き笑っていました。
プレイして絶対に後悔しない作品です。
過去があるから今があり、今があるから未来がある。
今の時代を支える過去、激動の時代を駆け抜けた主人公たちの結末を是非その目で見届けてください。
さくら、もゆ。
-as the Night's, Reincarnation-
FAVORITE S+
これは、あなたの人生のための物語。
過去・未来・現在、そして因果と結果が複雑に絡み合う壮大かつ圧巻のシナリオ。シナリオゲーとしては間違いなく最高峰の作品です。
この作品にはよくあるギャルゲーのようにひたすら幸せな気分になれるような明るいパートは一切存在しません。
ただただ重く、辛く、悲しい物語が展開され、途中は絶望を感じることでしょう。
テキストはかなりくどい上、プレイ時間も相応に長く、完走するには気力が必要です。
しかし、その長く険しい道のりを越えた先にたどり着いたラストの景色は涙なしに見ることが出来るものではなく、完走するだけの価値がその景色にはありました。
苦しい、逃げ出したい、そう感じた時に一歩踏みとどまる力を、そしてさらに一歩前に踏み出す力を与えてくれる作品です。
人生という物語の過酷さ、そして何よりその尊さを是非プレイして感じてください。
サナララ ねこねこソフト A+
誰にでも1回だけチャンスが与えられる、そんなもしかしたら現実にあるかもしれない設定のもと物語は進みます。注目は3章と4章。心があたたかくなる作品です。
Summer Pockets
Summer Pockets REFLECTION BLUE
Key S+
これは、失った「何か」を思い出す物語。
日常+ファンタジーというKeyの得意分野。CLANNAD、リトバス、ABと数々の名作を生み出してきたKeyらしさが遺憾なく発揮された、紛うこと無き泣きゲーでした。どの√も泣かせに来ます。
このゲームに関しては、正直何を言ってもネタバレになりそうなので多くは述べません。できれば前情報を入れずにプレイしてほしいです。また、感動もさることながら、音楽は今までプレイしたゲームの中でもトップクラスです。
今までのKey作品が好きな人なら確実にハマる作品、プレイする方は是非夏にプレイしてください。


↓RB追加分
プレイ途中からもう薄々感付いていましたが、追加されたヒロインの一人である識√は追加要素というレベルを遥かに凌駕しています。リトバスの沙耶√を彷彿とさせるシナリオは、TRUEと比べても何ら遜色はありません。
最近は数が少なくなってきた泣きゲーの良さを改めて感じることのできる作品です。
サメと生きる七日間 CUBE A
舞台は当たり前のように人食いサメが存在している島というB級映画のような設定。
CUBEお約束の可愛らしい絵柄に似合わない物騒な設定ですが、蓋を開ければキャラゲーというよりはかなりシナリオゲー寄りの作品でした。
泣き所があるわけではないものの、先の読めない展開で√をクリアするごとに徐々に明らかになる事実に時間を忘れてプレイしていました。
何よりどのヒロインも可愛すぎるので攻略を止められません。
見どころはもちろん全ての謎が明らかになる船堀お姉さん、そしてグランド√。
SFやミステリー、そしてB級映画が好きな人にはおススメの作品です。
G線上の魔王 あかべぇそふとつぅ S+
白熱する「魔王」との頭脳戦に手に汗握ります。るーすぼーいさんの作品は悪役がほんとにかっこいい。あまり多くは言えませんが、「最後まで気を抜かないこと」をプレイする時は念頭に置いておいてください。ラスト、想像もしなかった展開に号泣しました。
車輪の国、向日葵の少女 あかべぇそふとつぅ SS
この作品に出会えてよかったと心から思います。主人公が罪人であるヒロインを更生させていく中で自身もいろいろなことを学んでいくという物語。ゲームならではの叙述トリック、圧倒的な感動、手に汗握る白熱の頭脳戦、間違いなく神ゲーであるといえるでしょう。
ジュエリー・ハーツ・アカデミア きゃべつそふと S
アメグレ、さくレットと同じシナリオライターということでプレイ。
相変わらずこのライターは先入観の作り方が上手過ぎる。
前2作で綺麗に騙されたので今作はかなり注意して読み進めていたのですが、今回も見事に掌で転がされました。
「意志」が宝石となり、それにより特殊な力が使えるようになるという世界が舞台のバトルもの。
とにかく先が気になる熱すぎる展開に、張っていることにすら気付くことのできない伏線の数々とシナリオゲーとしてのレベルが非常に高いです。
バトル描写が冗長なのが唯一不満に感じるところではあるものの、プレイしていて本当に楽しい作品です。
るーすぼーい作品が好きな人にもおススメです。
Steins;Gate 5pb.・ニトロプラス S+
時間を忘れて延々とプレイしていました。声優さんの演技が素晴らしいです。アニメもいいですができればゲームをプレイしてほしい。未来を変えるために主人公が何度も立ち向かう姿は「熱い」の一言に尽きます。主人公の厨二病も最後には最高に格好よく思えることでしょう。
ショコラ〜maid cafe "curio"〜 Re-order 戯画 B
パルフェのためにプレイ。パルフェの中にちょいちょいこのゲームの登場人物が出てきているのでプレイしていたらパルフェをもっと楽しめると思います。
シンソウノイズ〜受信探偵の事件簿〜 Azurite S+
面白い。ただその一言に尽きます。
久しぶりにBADエンド含めて全√クリアしました。
推理物でありながら能力物という論理破綻が起きやすい題材でありながら、最初から最後まで先を読ませないシナリオで飽きることなくプレイできました。この作品最大の特徴は謎解きフェイズですが、そこそこ難しくて解いてて非常に楽しかったです。
ラノベや一般ゲームも好きな方にはおススメ。
SNOW Studio Mebius B
作品全体にKey作品っぽい雰囲気が漂っています。ただひたすら空気が重いのと笑いがあまりなかったためか、進めるのに苦労しました。あとは確実に冬にプレイするべき。
素晴らしき日々〜不連続世界〜 ケロQ S+
哲学者の言葉の引用が多く、しっかり読み込んでおかないと話についていけなくなります。難解であるため序盤中盤が苦痛ではあるものの、過去の作品の中でも本当にトップクラスのシナリオ。描写の全てに意味があり、張り巡らされた伏線が回収される終盤はただただ圧倒され、テキストを読み進める手が止まりませんでした。泣き所ももちろんありますが、この作品はシナリオゲーとしての完成度が極めて高いです。プレイヤーの共感を得にくいテーマでここまで感動させるシナリオは素晴らしいの一言。人はなぜ生きているのか、そして今を、明日をどう過ごすかを考えさせられる作品です。
「人よ、幸福たれ」
スマガ ニトロプラス A+
主人公が何度も生き返ってハッピーエンドを目指す物語。
かなり長いもののダレることもなくプレイできました。主人公が努力して何かを達成するゲームはプレイ後の達成感が違いますね。やはり最後はハッピーエンドじゃないと。
セヴンデイズ あなたとすごす七日間 LIFE0 S+
これは既に死んでしまった7人の少女たちを安らかに送る物語。
夏休み前のある日、偶然にも手に入れた「呪いのブルーレイ」を再生したことで主人公は幽霊に取り憑かれてしまいます。しかしそれは、それぞれ後悔を抱えた7人の少女でした。
設定から分かるように、完全な泣きゲー。
7人のヒロインがいますが、シナリオは基本一本道です。幽霊がこの世に残ることができるのは四十九日。それぞれのヒロインを幸せにするため、順番に最期の一週間を送っていきます。
泣き所は最初から予想できますが、各ヒロインを見送るシーン。
ヒロインたちは終わりを知っているからこそ、最期の一週間を懸命に生きています。
明日があると当たり前に思い、漫然と過ごす日々がどれほど勿体ないことなのかを叩きつけられた気がしました。今、突然「もう明日はこない」と告げられたら、間違いなく後悔が残るでしょうし、何をしても後悔を残さずに終わることはできないでしょう。
それでも、最期の一週間を懸命に生き抜いたこのヒロインたちに胸を張って「生きている」と言える日々を過ごさなければと思います。
今日や明日、そういった当たり前の「1日」の価値を変えてくれる作品。
泣きゲーというジャンルの素晴らしさを改めて感じることができました。
装甲悪鬼村正 ニトロプラス S+
「劔冑」と呼ばれる、意思を持つ武装が存在する世界が舞台のバトル物。
まさか「熱さ」においてマブラブオルタに匹敵する作品が存在するとは思ってませんでした。「泣きゲー」という観点から見ればこの作品はそれほどではないと思います。また、胸糞描写も多く、正直評価についてはかなり迷いました。それでも、設定や登場人物を余すところなく用いたシナリオの素晴らしさはこの評価にする価値があると思っています。―これは英雄の物語ではない―とはよく言ったもので、ストーリーを進めるうちにこの言葉の意味が分かります。ダークな話や胸糞展開に対する耐性はいるものの、シナリオゲー好きには絶対にプレイしてほしい作品の1つです。
そして明日の世界より― etude A+
実は管理人が初めてプレイしたエロゲーです。なので補正がかなりかかっています笑。
もし地球が滅ぶことが決まっているのならばそれまでをどのように過ごすのか、そんな話が静かに進んでいきます。どの曲もいいですが特にEDの「return to that place」は作品の空気を見事に表していると思います。
ソーサリージョーカーズ 3rdEye S
「魔法」が当たり前に存在している世界。
2人の主人公の視点で物語が進んでいくのですが、この2人がとにかく対照的です。住む世界や考え方が正反対の主人公2人の視点で物語を進めていくうちに、やがて1つの結末に収束していく圧巻のシナリオに時間を忘れてプレイしていました。特に主人公の1人であるセンリがめちゃくちゃかっこいい。
実は管理人はアプリでプレイしたのですが、シナリオ的にちゃんと18禁版をプレイすべきだったかなと少し後悔しています。
Fateもそうですが、厨二要素満点のシナリオゲーは面白いものは本当に面白いですね。
ダークなバトルものが好きな人はプレイ必須といっていい作品でしょう。
空と海が、ふれあう彼方
あの日の旅人、ふれあう未来
PULLTOP A
これぞPULLTOP。
特段感動するシナリオや燃える展開があるわけではありません。
ただただこの世界に入りたいと思わせてくれます。
日常が淡泊に感じる人、癒しを求めている人におススメの作品。
最高の夏休みを過ごせることでしょう。