エロゲー紹介−か行−

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家族計画 D.O S+
内容としては、社会で生きていくことが難しい人々が集まって疑似家族を形成するというもの。生きていくことの大変さを改めて考えさせられました。この作品を低評価にしている人はほとんど見かけないですね。見所は共通√終盤と青葉√。明日からまた頑張っていこう、そう思わせてくれる作品。
ガラスの姫と鏡の従者 戯画 A
幼いころに交わした約束を果たすため、一人前の従者を目指す主人公の物語。
従者×お嬢様の鉄板ネタに安心と信頼の戯画ということで当たり前のように安定感抜群でした。
感動や燃えを期待すると物足りないですが、幸せなラブコメを摂取したい方にはおススメの作品です。
特に個別√に入った後の各ヒロインの破壊力は凄まじく、悶えながらプレイしていました。
殻ノ少女
虚ノ少女
天ノ少女
Innocent Grey S+
昭和を舞台としたミステリーもの。
1作目である「殻ノ少女」の発売は2008年、それから12年という年月を経て発売された「天ノ少女」で物語は完結を迎えました。
3作品全て合わせて1つの物語となっている超大作。
物語を通して登場人物達の抱く歪な偏執(パラノイア)が主軸となっており、作中で起こる事件はかなり凄惨なものとなっています。
それは主人公たちの心情を考えると自ら命を絶ってもおかしくないと感じるほどです。
シナリオゲーであり、泣きゲーでもありますが、鬱要素も多く含まれています。
一般的なギャルゲー要素は無いのでキャラゲー好きな方には合わないかもしれませんし、苦手な方もいるでしょう。
それでも主人公たちが自らの偏執と向き合っていくこの物語はプレイする人の心にも大切な何かを与えてくれます。
シナリオゲーや推理小説が好きな方は後悔させないので是非プレイしてみてください。最後はタイトル画面の前で号泣していることでしょう。

時坂さん長い間本当にお疲れさまでした。
ガンナイトガール CandySoft A+
萌えゲーアワード2013シナリオ賞金賞作品。
田舎町に住む主人公たちと陸上自衛隊に所属するヒロインたちの物語。
「戦争」に対する一般人と軍人の意識の差が描かれています。
「戦争」をテーマとした作品は多く、主人公たちのいわゆる甘い考えに対して苛立ちを覚える人もいるかもしれません。しかし、自分たちは何もしていないのに突如として戦争が身近な存在となった主人公たちのことを考えると、場面場面で吐き出す弱音にも感情移入せざるを得ません。
癖があり魅力的なヒロインたちに、シナリオ賞金賞の何恥じぬシナリオ展開、そしてロボット物の王道である手に汗握る白熱の戦闘と高評価にする要素が詰まっています。
戦争ものが好きな人には絶対おススメできる作品です。
キラ☆キラ OVERDRIVE
バンド旅を通した成長を描いた物語。鬱要素あり。各√それなりに重いですが、メインヒロインであるきらり√は別格です。心を強く持ってください。不安定でも好きなことで生きていく、そんな「ロック」な人たちがたくさん出てきます。自分も何かのめり込めるものを見つけたいものです。
きっと、澄みわたる朝色よりも、 propeller A+
よく読んでいないと終盤で??となります。ゲームの雰囲気とOP曲「紅葉」が非常に良く合っています。なぜタイトルが「、」で終わるのか、プレイすれば分かることでしょう。攻略ヒロインが1人しかいないのがネック。
君と彼女と彼女の恋。 ニトロプラス A
エロゲーをテーマにしたエロゲー。
断じてこの作品は泣きゲーではありませんし、キャラゲーでもありません。
何のジャンルかと聞かれると正直答えを出せず、このサイトの評価としてはどうしてもそこまで高い評価をつけることが出来ません。
ただ一つ言えるのは、プレイした人の心には間違いなく突き刺さる作品であるということです。
初心者には決しておススメできる作品ではないですが、ある程度数をこなしてきたエロゲーマーにはおススメできる作品。
プレイすればこの作品がエロゲーという媒体以外ではありえなかったことが分かるでしょう。
「選ぶこと」の重さを、その1クリックの重さを是非感じてください。
Canvas3〜七色の奇跡〜 GN Software B+
キャラはかわいいしみんな楽しそうだしで、SNOWプレイ直後であった自分はかなり癒されました。美術部が舞台ではあるもののあまり専門的なことは出て来ず、軽くプレイできます。ほんとヒロインがかわいい。
金色ラブリッチェ SAGA PLANETS A+
お姫様を助けたことから主人公が貴族たちの通う学園に編入することになるという学園ラブコメ。ヒロインはどれもかわいく、笑いもある良いラブコメ。個別√のシナリオは正直そこまでですが、キャラが可愛いのでそこまで苦ではなかったです。見所はやはりtrue√であるgolden time。個別√のイチャラブは全てこのためだったのではと思うほどの落差。イチャラブゲーから一気に泣きゲーへと変貌します。ただのイチャラブゲーでは終わらせない、しっかりと感動を入れてくるあたりは流石としかいいようがありません。全てが終わった後は、ちゃんとEXTRAまで見ましょう。
ちなみにメンタルが立ち直るのに1週間を要しました。
愚者ノ教鞭 あかべぇそふとすりぃ A
子供のころ、「立派」な大人になりたかった。そう思っていた人は多いのではないでしょうか。では、「立派」な大人とは一体どのようなものなのか。正しいことが通るとは限らない理不尽さを受け入れることが、「大人になる」ということなのか。これは、そんな理不尽を許せない子供たちが「大人」に挑む物語です。どんなに正しくても無力な人間の言葉は届かない、そのことを理解した上で抗う主人公たちの姿は勇気を与えてくれるものでした。ただ個人的には男キャラをもう少し掘り下げてほしかったかなと思います。大人に対する子供の反乱というテーマ上仕方のないことですが、ヒロインは全員ロリ(年齢不詳)です。
クナド国記 Purple software A+
鉄鬼と呼ばれる敵により文明が滅びた世界。ラスボスを倒した、いわゆるエンディングの後から物語は始まります。
タイトルのとおり、これはある国の歴史を記した「国記」です。
シナリオゲーのジャンルではありますが、かなりキャラゲー寄りとなっています。
しかしながら、泣き所もあり、各所に熱くなれるポイントが散りばめられていて、全体的に完成度が高い作品でした。
何よりヒロインが非常に可愛いかつ強いので、熱くなるシナリオをプレイしつつも可愛いを補給したい方にお勧め。
シナリオ上関係があるわけではありませんが、アマツツミをプレイしているとあるシーンで鳥肌がたちます。
CLANNAD Key S+
Key作品はアニメ化も多くされており、特にこのCLANNADはギャルゲーをしない人にも広く知られているのではないでしょうか。CLANNADは人生とよく言われるようにこの作品は主人公である朋也の人生を体感します。そのためシナリオは非常に長いですが、だからこそAfter Storyのあの感動が生まれるのだと思います。アニメ化されていない√もあるので、アニメを見た人もプレイしてみてはいかがでしょうか。
CLEARWORLD クリアワールド・プロジェクト A
舞台は2047年の近未来。特殊な能力を持つ主人公が、突然理想郷と呼ばれる人工島「クリアワールド」へ移り住むこととなり、陰謀に巻き込まれていきます。
ストーリー自体はかなり短く、2〜3時間程度でプレイできました。
泣き所もあるにはありますが、展開が早いので感情移入する前に終わってしまったなという印象。
プロジェクト第1弾ということでストーリーも明らかに次回作を見越しているので、この作品だけでの評価は難しいかもしれません。
シナリオもキャラも素晴らしく、第2弾以降の出来によってはSSも狙えそうなポテンシャルを秘めていました。今後の展開が非常に楽しみです。
グリザイアの果実
グリザイアの迷宮
グリザイアの楽園
Frontwing S+
Frontwing10周年記念作品。手に汗握るシナリオにクリックが止まりませんでした。果実ではそれぞれのヒロインを、迷宮では主人公をそれぞれ掘り下げていき、楽園ですべての決着を付けに行きます。果実単体でも十分楽しめますが、どうせならすべてプレイしてほしいところです。物語全体に漂う緊迫感を是非味わってください。
CROSS+CHANNEL FlyingShine C+
あの那須きのこが「絶対に越えられない壁として君臨する作品」と語っていることでも有名な作品。どこかおかしい登場人物たちが世界に自分たちだけになったことで徐々にその異常さが露わになっていきます。巷の評判は高いですが、個人的には合いませんでした。ループ系、セカイ系が好きな人はハマるのではないでしょうか。
恋×シンアイ彼女 Us:track A
シナリオに対するネット上の評価が賛否両論で有名な作品。
どんなラストかとドキドキしながらプレイしていました。
部活とかがメインになるわけではなく、結局主人公とヒロインの恋愛が主軸となる由緒正しい恋愛もの。
問題のラストについては、個人的にはかなり好きな部類ではあるものの、確かに人によっては低く評価するだろうなと感じました。
ただあまりにも前評判で期待していたために若干拍子抜けしてしまった感は否めませんでした。
リアリティがあるわけではないですが決してご都合主義にもならない、そんな絶妙なバランスの作品です。
感動要素はないですが、シナリオゲーマーであればプレイする価値はあり。
恋する乙女と守護の盾 Re:boot The "SHIELD-9" 戯画 A
2007年に発売された作品のリメイク版。
女装ものの(おそらく)元祖。
ガードマンである主人公がお嬢様の警護をするため、女装して女子校に潜入する話。泣きゲー要素は特に無いのですが、話のテンポがよく、プレイしていて非常に楽しかったです。何より我儘ロリお嬢様にボーイッシュな王子様系お嬢様、金髪お姉さま系お嬢様とどのヒロインもめちゃくちゃかわいいです。
同じ女装ものとしてはつりおつが有名ですが、雰囲気はかなり似ています。
燃える展開もあり、ラブコメを楽しみたい方にお勧めの作品
恋ではなく -it's not love, but so where near あかべぇそふとすりぃ A+
家族愛や友情、部活に懸ける青春といったものをメインに据える作品が多い中、「恋愛」を主軸に据えている最近ではあまりないような作品。3√あるものの、攻略ヒロインは1人です。このヒロインを好きになれるかどうかでこの作品の評価は大きく変わると思います。どのシナリオもいいですが、やはりGROUND√が一番だと思います。「恋ではなく」、これほど作品に合ったタイトルはそうないでしょう。専門用語が多く出てくるので、カメラや映画が好きな方はさらに楽しめると思います。
恋と選挙とチョコレート Sprite A
PVが素晴らかったのでプレイ。こういう部活でわいわいする感じはいいですね。ヒロインたちがかわいいです。
この青空に約束を 戯画 SS
設定がドストライク。まるねこ3部作全てに通じることですが物語全体が暖かい、優しい空気に包まれています。こんな田舎に生まれてみたかった。こんな美少女達に囲まれて暮らしてみたかった。こんな主人公になりたかった。男なら誰しもがこう思うのではないでしょうか。もちろんシナリオも文句なしに素晴らしいです。最後の最後、エンディングまで泣かせに来ます。
この大空に、翼を広げて PULLTOP S
登場人物が全員かわいい。グライダーという珍しい題材を扱っており、プレイ後は空を飛びたくなります。(管理人はグライダーサークルを見学しに行きました。)そこまで重い展開があるわけでもなく、エロゲー初心者にもお勧めできる王道青春作品です。主人公やヒロインたちの努力する姿に胸を打たれることでしょう。
コンチェルトノート あっぷりけ A+
萌えゲーアワード2009シナリオ賞受賞作品。
生まれつき運が悪い主人公が、予言された死の運命に抗うべくヒロインたちと奮闘する物語。
とにかくメインヒロインである莉都が素晴らしい。
幼馴染で文武両道でお嬢様で美少女でクーデレでクールの中に隠しきれない主人公への親愛の情がどのルートでも最高でした。
個別ヒロイン√はシリアス展開もあるものの、基本は明るい空気なのですが、メインヒロイン√はそれまでの和気藹々とした空気が嘘のように一気に重い話になります。ようやくクーデレの攻略だと意気揚々とプレイし始めた管理人はいい意味で衝撃を受けました。
泣きゲーだという評判は知ったうえでのプレイでしたが、やはり流石はあっぷりけ作品。シンセミアやシュミラクルといった和風ファンタジーが好きな人、そして何よりもクーデレ幼馴染が好きな人にはおススメの作品。