エロゲー紹介−あ行−

評価順 あ行 か行 さ行 た行 な行
は行 ま行 や行 ら行 わ行

穢翼のユースティア August S+
この作品の特徴、それは何と言っても「空気感」でしょう。スラムの淀んだ空気をまるで自分が吸っているかのように感じる程でした。いつ死ぬかとも分からない、そんな不条理を受け入れられるのか?ファンタジー好きにはたまらない作品です。
AQUA SORAHANE A+
「AQUA」というコンピュータによりありとあらゆる物質がを生成することができるようになった近未来が舞台のSF作品。
割と序盤から泣きゲーの雰囲気を感じだします。
個人的に感動したのは凛√とTrue√。
2010年の発売ということもあり、昔ながらの良質な泣きゲーでした。
まだプレイしていないベテラン泣きゲーマーには特におススメの作品です。
あけいろ怪奇譚 SILKY'S PLUS A+
萌えゲーアワード2016ミステリアス作品賞受賞作品。
前作「なないろリンカネーション」の続編。
設定はななリンと同じで、ななリンプレイ済みであれば前作要素も多々ちりばめられており非常に楽しめますが、プレイしていなくても大きく影響するわけではありません。
個人的にはこの楽しめる要素がかなり大きかったので、ななリンプレイ推奨です。
ミステリアス作品賞受賞の名に恥じず、ところどころの描写は恐怖を覚えるほどでした。
個人的に良かったのは葉子√とるりるか√、そして全キャラ攻略後のTRUE√。
詳しく述べることはできませんが、この作品が「泣きゲー」に分類される所以を理解することができます。
また、プレイ順はかなり重要だと思います。
美里→葉子→るり&るか→ベルベット→佳奈→TRUE がおすすめ。
ミステリーとしてプレイしていて非常に楽しいので、推理小説が好きな方はぜひプレイしてみてください。
Aster Rusk S+
1つの事故にまつわる人々の変化を描いた物語。「感動」だけなら個人的にはトップクラスです。序盤がかなり長く退屈であるものの、事故が起きてからは止め時が見つかりませんでした。特にラストは号泣必至です。
ATRI -My Dear Moments- FrontWing×枕 A+
これは1人の少年と「      」ロボットの少女の物語。
設定や背景は壮大なものですが、この一文にこの作品のすべてが込められています。
序盤は正直起伏が緩やかな、萌えゲー寄りの作品かなと感じていました。
しかし、中盤、終盤と進めるうちにそんな考えは吹き飛んでいきました。
最後まで読むとまさに心が洗われるような、読んでいて本当に気持ちいい透き通った物語でした。
未来に向かって頑張ろうと思わせてくれる作品。
あの晴れ渡る、空より高く チュアブルソフト
ロケット開発に青春を懸ける少年少女の物語。専門用語が多く、専攻している人にとっては突っ込みどころ満載なのでしょうが自分は特に気になりませんでした。Hシーンが面白いというまさかの展開。燃える場面も多いです。OPの「ロケットライド」は聞けば聞くほど癖になる名曲です。キセノンPさんほんと凄い。
アマツツミ Purple software A+
女の子が非常にかわいいです。シナリオは言霊使いである主人公が好奇心から普通の生活を送っていくというもの。終盤に伏線が次々に回収されていく様は圧巻です。
アメイジング・グレイス きゃべつそふと A
萌えゲーアワード2018シナリオ賞受賞作品。
記憶を無くし見知らぬ町で目覚めた主人公が、訪れる破滅の運命を回避すべくクリスマスまでの時間を繰り返す物語。ループが始まるまでは退屈かつ長いのでかなりしんどかったです。しかし後半になりサクヤ√、ユネ√へ突入するとそんな感想は吹き飛びました。前半にこれでもかというほど張り巡らされた伏線を一気に回収していく様は鳥肌もの。ラストが個人的に微妙ではあるものの、萌えゲーアワードシナリオ賞の名に恥じぬ素晴らしい作品でした。
前半はかなりつまらないものの(2回目)、後半のシナリオはトップレベルなのでシナリオゲー好き、特にミステリーが好きな方は是非プレイしてみてください。
生命のスペア あかべぇそふとすりぃ A
不治の病に侵されたヒロイン。救うためには妹の心臓を使うしかない。姉妹の互いを想う気持ちが心に響きました。選択肢はなく、一本道のシナリオです。病に苦しむ描写が細かく描かれており、読んでいても結構苦しかったです。彼女たちが最後にどのような選択肢をとったのか、ぜひプレイして見てください。
イハナシの魔女 Fragaria A+
同人ゲーとして発売され話題となり、各ハードに移植された作品。
離島×ファンタジー、そして伝奇も入っています。
ヒロインが3名出てきてそれぞれのシナリオはあるのですが、メインヒロインであるリルゥのシナリオがこの作品の全てです。
ファンタジー色が強いのですが作中の常識は現実世界とほぼ変わらず、閉鎖的な土地特有の謎信仰が妙にリアルに感じました。
見どころは間違いなく終盤のあのシーン。
リルゥの想いがこれでもかと伝わるあのシーンには思わず涙が流れました。
シナリオとしては割と王道の流れですが、感動も燃えもあり正直金額に対して充実度が非常に高い作品でした。
いろとりどりのセカイ FAVORITE B+
様々な不思議なセカイが存在している世界観のもと、記憶を失う代わりに傷を癒す力をもった主人公がヒロイン達とふれあいながら恋をしていくというファンタジー物。
本当ならいろとりどりのヒカリもプレイしてから書きたかったのですが、残念ながらセカイのみでリタイア。巷の評価も高かったため期待していたものの、個人的には合いませんでした。シナリオに関しては泣き所もあり、非常に良かったとは思うのですが、如何せんキャラ、特に主人公が全く好きになれず読み進めるのに苦労しました。星空のメモリア(途中でリタイアしました、、、)でも感じたのですが、FAVORITE作品の主人公は悉く優柔不断で全然格好良くないんですよね。男キャラの格好良さはやはり重要。
とはいってもキャラが自分に合わなかったというだけなので、人によってかなり評価は変わると思います。ちなみにシナリオでもかわいさでもメインヒロイン真紅の破壊力はとてつもなかったです。
Ever17 KID S
No.1シナリオゲーの呼び声も高い本作品。予測不能な展開に夢中でボタンを押し続けました。先を予想するにはヒントが少ないので、出てきた情報を覚えておくくらいでプレイした方が楽しめると思います。すべての謎が解けるときは思わず声が出ました。
everlasting flowers sprite S
小さな町で出会った二人の再起と成長の物語。
まるで長編映画を観た後のような、心地いい満足感に包まれました。
キャラクター、そして際立っているのが声優の演技と作中の音楽です。
プレイ時間は4時間程度と短めですが、初めから最後まで夢中で読み進め、気が付くと終わっていました。
現実世界の日常と地続きの設定で、「もしかしたらあり得るかもしれない」、そして「こんな場所があったらいいな」と思わせてくれる世界観です。。
恋愛要素もなく、男性キャラクターはまったく登場しません。まさしく「ノベルゲー」と呼ばれるジャンルであり、間違いなく「泣きゲー」と呼ばれるものの一つです。
嫌なことがあったときに明日を生きる活力になるような、一度立ち止まってしまった後にまた一歩を踏み出すための勇気を与えてくれる作品。
終わる世界とバースデイ コットンソフト B+
どうして突然世界が終わるのか、終盤に明かされるその謎は予想の斜め上でした。感動する場面は終盤に固まっているのですが、その終盤の展開に関しては正直無理矢理感が否めないなあという印象。ゲーム開始時に誕生日を入力するのですが、是非自分の誕生日を入れてください。なぜ「バースデイ」なのか、その意味はラストに分かることでしょう。